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日本からインド市場で個別株を直接買うことはできますか?

インド株がいくら有望でも、困ったことに日本からインド市場で個別株を直接買うすべはない。 そもそもインドの証券市場が現在、海外の個人投資家にはまず参加できないルールになっているからだ。 しかし、米国市場を通じてなら、一部のインド個別株を買える。 インド上場の個別株式を裏付けに発行された米預託証券(ADR)が米国に上場しており、ADRを保有すれば、実質的にインド企業の株主になれるのだ。

インド株ってどこで買えるの?

しかし、米国市場を通じてなら、一部のインド個別株を買える。 インド上場の個別株式を裏付けに発行された米預託証券(ADR)が米国に上場しており、ADRを保有すれば、実質的にインド企業の株主になれるのだ。 米国株を取り扱う証券会社なら取引可能で、取引ルールも米国株と同じ。 特定口座や少額投資非課税制度(NISA)にも対応する。 ADRとして買えるインド株は少なく、ごく一部のグローバル企業の超大型株だけだ。 中南米や東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の企業のADRも、同様に銘柄数は少ないが取引されている。 インド株ADRとして代表的なのはソフトウエア開発のインフォシスなどだ。 IT業界は、インドが国際競争力を持つ代表的な産業の一つだ。

インド株式市場はなぜ下落しているのですか?

2023年年初来、インド株式市場は相対的に大きく下落しています。 この大きな要因となったのは、新興財閥であるアダニ・グループが、長年にわたって不正会計や株価操縦に関与してきたとする調査レポートが公表されたことがあります。 これを受けて、アダニ・グループの傘下にある企業の株価が大幅下落となったほか、取引関係のある金融機関をはじめ、市場全体がこの流れなどを受けて下落しました。 海外の投資家からのインドに対する信頼感の低下を懸念し、足元で、インド政府当局は介入に動いています。 モディ政権当局者はインドの規制・監督機関には独立性と、影響に対処する能力があると主張しているほか、インド証券取引委員会は市場の信頼性確保にコミットしているとの声明を発表しました。

インド株の未来はバラ色ですか?

主要指数のSENSEXは2021年9月に史上初の6万台に乗ってからは足踏みしていたが、23年4月以降に再び騰勢を強め、7月には一時6万7000台に達した。 死角なしにも見えるインド株だが、「未来はそこまでバラ色ではない」と指摘する専門家も多い。

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